緊急地震速報
地震速報が提供されているということは、災害から身を守っていく上で大変重要となってきます。
地震速報といったら、従来は、今の地震どれくらいだったのかという、各地に揺れが到達してからの事後の速報でした。
気象庁が2007年9月にも一般向け提供を検討している、緊急地震速報というのがあります。
緊急地震速報というのは、地震発生後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析し、震源やマグニチュードを直ちに推定し、各地の地震の震度や揺れの到達時刻を予測・速報するというものです。
緊急地震速報を受けて、列車の制御や飛行機の離着陸規制、施設内の人の避難誘導、津波に対する警戒などが速やかに行われ、地震災害が回避・軽減されることが期待できます。
しかし、緊急地震速報というものには限界というのがあります。
緊急地震速報は、地震が発生する前に地震の発生を予知するというものではなく、いったん発生した地震を解析してから流す速報です。なので、緊急地震速報を受信してから揺れが到達するまでの時間は、長くても十数秒~数十秒、震源地に近いところでは速報が間に合わないという場合もあります。
また緊急地震速報は、短時間に観測したデータを元に解析して予測する速報となっているので、誤差が生じるということもありえます。
緊急地震情報のこういった限界を理解しておいた上、適切に活用していきたいものです。




