加圧トレーニングのメカニズム・効果
腕と脚の付け根を専用ベルトにより加圧(適切な圧力で締める)した状態でトレーニングを行うことにより、成長ホルモンの分泌を促進し、軽度の運動で激しい運動をしたのと同じ効果を得ることができる画期的なトレーニング方法のことです。
この加圧トレーニングは、最大筋力の30%~40%程度で行っていきます。
筋トレというと、最大筋力を出さないと筋肉が発達しない、というのが定説になっていますが、このトレーニングでは、軽い動きによって、同じ効果を得ることができてしまいます。
人気TV番組の「スパスパ人間学」で「ヤセる&若返る 筋トレダイエット」として放送されたことでこのトレーニングを知った人も多いと思います。
成長ホルモンとは、子供から大人に成長するために体の機能の発達を促すホルモンのことです。
作用としては、脂肪を分解し、筋肉を作り、更に免疫力のアップ、美肌効果(皮膚の弾力の増加)、視力の回復、骨密度の上昇、ケガや手術後の回復期間の短縮、などという様々な効果を得られることが出来ます。
けれど、この成長ホルモンは、20才をピークにどんどん減少していってしまいます。
加圧トレーニングをする事によって、血流を制限し運動を始めると、血液が足りなくなって、疲労物質である乳酸がどんどん溜まり始めます。乳酸は「疲れた」と感じる時の筋肉の代謝産物です。
この状態になると、体は自然にSOSを出し、成長ホルモンの分泌を活性化させていきます。
ベルトによって血流が制限され、筋肉の中が無酸素状態になった結果、成長ホルモンがたくさん分泌されていきます。
こうして、軽度の運動で、激しい運動をしたのと同じような効果を短時間・低負荷で得ることが出来ます。
加圧トレーニングは、低負荷で大きな効果が得られるため、様々な用途に利用することが出来ます。
スポーツ選手のトレーニングにはもちろん、一般の人のダイエット、筋肉増強、また、入院して体力の低下したお年寄りや寝たきりの人などにも利用され始めています。




